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回転灯は電源をつなぐだけで動く?動かし方の違いと選び方

回転灯を選ぶときに分かりにくいのが、 「何を合図にして動くのか」 という違いです。
実際に電材ランドにも、次のようなお問い合わせがあります。
  • 電源をつなげば、すぐに動きますか?
  • 機械やセンサーからの合図で動かせますか?
  • 無電圧接点出力に接続できますか?
ここで扱う一般的な外部電源式の回転灯には、いずれも動かすための電源が必要です。
違うのは、電源を入れたときにそのまま動くのか、電源とは別に「動け」という合図が必要なのかという点です。
回転灯の大きさ、電圧、発光方式なども含めて選びたい方は、 回転灯・フラッシュ灯の失敗しない選び方 もご確認ください。
第1章:回転灯の動かし方は、大きく2つ
回転灯の動かし方は、大きく次の2つに分けて考えると分かりやすくなります。
動かし方 簡単な説明
電源のON・OFFを合図にして動かす 電源を入れると動き、電源を切ると止まります
電源とは別の信号を合図にして動かす 動作用の電源を用意し、機械やセンサーなどから別の合図を送ります
2つのつながり方を確認
電源のON・OFFを合図にして動かす 電源とは別の信号を合図にして動かす
スイッチで電源を入れる

回転灯が作動する
回転灯へ主電源を供給する

機械やセンサーから信号を送る

回転灯が作動する
「スイッチで電源を入れたら、そのまま動かしたい」という場合と、「機械やセンサーが反応したときだけ動かしたい」という場合では、選ぶ商品が異なることがあります。
第2章:電源のON・OFFを合図にして動かすタイプ
このタイプは、回転灯への電源を入れると作動し、電源を切ると停止します。
電源のON・OFFを合図にして回転灯とブザーを作動させるイメージ
電源を入れること自体を合図にして、回転灯とブザーが作動するイメージ
例えば、次のような使い方に向いています。
  • 手元のスイッチで動かしたい
  • タイマーで決まった時間だけ動かしたい
  • 光とブザーを一緒にON・OFFしたい
  • できるだけ簡単な構成にしたい
代表例として、パトライトの「SKH-M2B」があります。
SKH-M2BはAC100Vのコンセントプラグ付きで、電源が入ると回転灯とブザーが一緒に作動します。回転灯だけを動かしたり、ブザーだけを止めたりすることはできません。
光と音を常に一緒に動かす用途であれば、分かりやすいタイプです。
プラグ付きでも、挿すだけで動くとは限りません
コンセントプラグが付いている商品でも、別の信号を送らないと動かないものがあります。
「プラグ付き=電源を入れればすぐに動く」とは限らないため、商品の形だけで判断せず、動かし方まで確認する必要があります。
第3章:電源とは別の信号を合図にして動かすタイプ
第2章で説明したタイプは、電源を入れること自体が、回転灯を動かす合図になります。
一方、こちらのタイプは、回転灯を動かすための電源と、動作を始めるための信号を分けて接続します。
簡単に言うと、次の違いです。
電源: 回転灯を動かすための力
信号: 回転灯へ「動いてください」と伝える合図
このタイプでは、回転灯へ電源を供給していても、それだけでは作動しません。機械やセンサーなどから信号を受け取ると、回転や点灯、ブザーなどの動作を始めます。
回転灯を動かす電源とは別に、機械から信号を送るイメージ
回転灯を動かす電源とは別に、機械から「動いてください」という信号を送るイメージ
例えば、次のような使い方に向いています。
  • 機械が動き始めたら、回転灯を作動させたい
  • 機械に異常が発生したら、光や音で知らせたい
  • センサーが人や車を検知したら、回転灯を作動させたい
  • PLCなどの制御機器から動かしたい
  • 光とブザーを別々に動かしたい
  • 複数の音や動作を使い分けたい
代表例として、パトライトの「RFTシリーズ」があります。
RFTシリーズには、動作に必要な電源線とは別に、回転灯や電子音を動かすための信号線があります。
機械やセンサーから信号を送ることで、回転灯だけを作動させたり、回転灯と電子音を一緒に作動させたりできます。
このように、機械やセンサーの動きに合わせて回転灯を作動させたい場合は、電源とは別の信号を受け取れるタイプを選びます。
信号を送る側と、受け取る側があります
機械やセンサーから回転灯を動かす場合は、次の2つを確認します。
  • 機械やセンサーが、どのような信号を出すのか
  • 回転灯が、どのような信号を受け取れるのか
機械やセンサーが信号を出す側、回転灯が信号を受け取る側です。前者を「出力」、後者を「入力」といいます。
信号を出す側と受け取る側の方式が合っていなければ、直接接続できません。
機械やセンサーの仕様書では「出力方式」「外部出力」「警報出力」などの欄を、回転灯の仕様書では「入力方式」「制御入力」などの欄を確認します。
信号には種類があります
機械やセンサーから出る信号には、主に次のような種類があります。
  • 無電圧接点
  • NPN・PNPなどのトランジスタ出力
  • 電圧出力
回転灯と機械やセンサーの連動では、無電圧接点がよく使われます。
無電圧接点とは?
「無電圧接点」は難しく聞こえますが、機械やセンサーの中にあるスイッチだと考えると分かりやすくなります。
人や車を検知したときなどに、このスイッチが開いたり閉じたりして、回転灯へON・OFFの合図を伝えます。
無電圧接点から、回転灯を動かすための電源が送られるわけではありません。
回転灯を動かす電源は別に用意します。無電圧接点が伝えるのは、「動いてください」「止まってください」という合図です。
接続できるか分からない場合は、各製品のメーカーへ確認してください。
第4章:電源ON・OFFタイプと信号タイプ、
どちらを選べばよい?
次のように考えると、必要なタイプを絞りやすくなります。
希望する使い方 選定の目安
電源を入れたら、そのまま動かしたい 電源のON・OFFを合図にして動かすタイプ
スイッチで光と音をまとめて動かしたい 電源のON・OFFを合図にして動かすタイプ
機械の異常発生時に動かしたい 電源とは別の信号を合図にして動かすタイプ
センサーが反応したときに動かしたい 電源とは別の信号を合図にして動かすタイプ
光とブザーを別々に操作したい 電源とは別の信号を合図にして動かすタイプ
複数の音や動作を使い分けたい 電源とは別の信号を合図にして動かすタイプ
商品を探す前に、「何が起きたときに、回転灯をどのように動かしたいのか」を整理しておくことが大切です。
第5章:まとめ
回転灯を選ぶときは、電圧や色だけでなく、「何を合図にして動かすのか」を確認する必要があります。
電源を入れたら、そのまま動かしたい
→ 電源のON・OFFを合図にして動かすタイプ
機械やセンサーからの合図で動かしたい
→ 電源とは別の信号を合図にして動かすタイプ
商品選びと技術的な確認について
電材ランドでは、希望する動かし方を伺い、電源のON・OFFで動かすタイプと、別の信号で動かすタイプのどちらが適しているかをご案内します。
端子への具体的な接続方法や、機器同士を接続できるかどうかについては、各メーカーの技術窓口へお問い合わせください。
メーカー技術相談窓口
お住まいの地域に応じた営業所へお問い合わせください。

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