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人感センサーで車は検知できる? 車両検知センサーの仕組みと種類

人感センサーで車は検知できる? 車両検知センサーの仕組みと種類
駐車場の出入口や工場の搬入口などで、
「車が通過したことを検知して歩行者や自転車に注意喚起するために、回転灯を点灯させたい」
というご相談をよくいただきます。

その際によくあるのが、「人感センサーで車両を検知できますか?」というご質問です。

センサーには様々な種類があり、用途によって使い分けます。
人感センサー(赤外線方式)は、人の検知を目的としたセンサーであり、回転灯との併用では主に防犯用に使われています。
そのため、車両検知用途には不向きです。
このページでわかること
人感センサーの仕組み
車両検知センサーの仕組みと種類
駐車場出入口での安全対策
専門店の視点から、できるだけわかりやすく解説します。
「人感センサーで代用できるのか」「どの方式が車両検知に向いているのか」を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
1. 人感センサーで車は検知できるのか?
人感センサーでも車を検知することはあります。
しかし車両検知用途として使用するには多くの問題があります。
人感センサー(赤外線方式)
人感センサー(赤外線方式)
【温度変化を検知】
主な理由は以下の通りです。
温度検知であり温度差が小さいと反応が弱い。車は金属部分が多く温度差が小さい
・赤外線方式の人感センサーは、ガラス越しでは検知しない
・人、動物、風で揺れるもの、太陽熱など、車両以外にも反応する
検知エリアの調整が難しい
車両の検知が難しく、車両以外の人や動物の検知に強いセンサーです。
そのため
・駐車場出入口
・工場搬入口
・車両通行検知
といった用途には適していません。
2. 人感センサーの仕組み
人感センサーは、温度変化を検知するセンサーです。
その多くは赤外線(温度差)を利用しており、正式には「受動型赤外線センサー(PIRセンサー)」と呼ばれます。
このセンサーは、周囲の温度と対象物の温度差を検知することで、対象物の動きを検出します。
人感センサー(赤外線方式)
人感センサー(赤外線方式)
【温度変化を検知】
例えば
・人が横切る
・体温と周囲温度の差がある
このような条件で反応します。
車両の場合でも
・エンジンが温まっている
・気温との差がある
・センサー範囲を横切る
などの条件が揃うと反応することがあります。
しかし温度条件によって反応が変わるため安定した車両検知用途には向きません。
3. 車両検知に使われるセンサー
駐車場出入口などでは、人感センサーではなく車両検知に適したセンサーが使用されます。
代表的なものは次の通りです。
・光電センサー
・マイクロウェーブセンサー
車両検知に使われる主なセンサー方式の特徴を比較すると、次のようになります。
センサー方式 車両検知 屋外環境 誤検知
人感センサー(赤外線) 多い
光電センサー 少ない
マイクロウェーブセンサー 少ない
これらのセンサーは車両の通過を安定して検知できるよう設計されており、駐車場設備や工場などで広く使用されています。
車両検知には光電センサーが多く利用されていますが、
検知範囲の調整や誤検知対策のため、専門業者による設置工事が行われることが一般的です。
4. 光電センサーの特徴
光電センサーは、物体の通過を見るセンサーです。ビームを利用して対象物を検知します。

センサーから発射された光が遮断されることで対象物の通過を検知します。
「ここを通ったら必ず検知したい。」という通過点管理に非常に強い仕組みです。
光電センサー
光電センサー
【光を遮ると検知(ビーム遮断)】
特徴
・車両、人、物体など幅広い対象を検知可能
・安定した検知が可能
・工場設備や駐車場で広く使用されている
駐車場出入口では、この光電センサーを使用して車両通過を検知する構成が多く採用されています。センサーの設置高さや検知時間(遮断時間)の設定を調整することで、車両を主な検知対象とし、人の検知を抑える構成にすることが可能です。
5. マイクロウェーブセンサーの特徴
マイクロウェーブセンサーは、物体の動きを検知します。電波を利用して対象物を検知するセンサーです。

電波の反射や動きを検知することで車両の通過を判断します。
なるべく工事を軽くし、車両だけを検知したい要望に強く、専門業者以外でも扱いやすいセンサーです。動く物体を検知する仕組みのため、車両検知用途で比較的安定した検知が可能です。
マイクロウェーブセンサー
マイクロウェーブセンサー
【電波の反射で検知】
特徴
・マイクロ波が金属に強く反射するため車両検知に向いている。
・検知エリアを調整でき、車両だけを拾いやすい仕組みがある。
・検知距離や感度の調整により、車両検知用途では比較的安定した検知が可能。
・温度差関係なし
センサーの設置場所が片側しかとれない場合や両側配線が難しい場合に、このタイプが採用されるケースがあります。
6. 駐車場出入口の安全対策(専門工事)
当店には、駐車場出入口の注意喚起、安全対策のご相談が年間100件以上あり、累計の工事対応は200件以上に上ります。
マンション、商業施設、工場、物流倉庫、事務所など、数多くの施工実績があり、ノウハウが豊富です。
車両検知センサーを使った回転灯設置では以下のような専門的な調整が必要になります。
・適切なセンサー、回転灯の選定
・センサー設置位置
・センサーの検知範囲調整
・電源配線ルート
これらを適切に設計しないと
・誤検知
・未検知
などの問題が発生する可能性があります。
誤検知や未検知が多く発生すると、歩行者や自転車をかえって危険にさらしてしまう可能性があります。
この為、駐車場出入口の回転灯設置については専門業者にご依頼いただくのが、最も事故のリスクを軽減します。
詳しくは「駐車場出入口 回転灯設置コンテンツ」をご覧ください。

設置工事のご相談は、お気軽にお電話ください。お問合せフォームまたはメールでのお問い合わせの場合、設置場所ご住所をご連絡いただけると、お見積りまでスムーズに対応可能です。

TEL: 045-833-8270

お問い合わせフォームはこちら

施工例動画
当店の施工例を動画でご紹介します。
設置方法や注意点なども含め、実際の施工の様子をご覧ください。
マンションの出入口設置例
大型マンションの駐車場出入口3箇所に回転灯システムを取付けた例です。
工事の一連の流れから、完成までをご覧いただけます。
工場出入口設置例
幹線道路に面したリサイクルプラント出入口に回転灯を設置した例です。
見通しの良い道路の為、通過する自転車のスピードが速く、更に大型車両の往来が激しい出入口です。
テナントビル
カーブミラーだけでは危険回避が難しい場所です。駐車場出口を自転車が勢いよく下っていく様子を動画でご確認いただけます。
回転灯を設置することで、このような自転車に減速を促すことが出来ます。
商業施設
車両は敷地を円を描くように移動し、歩行者と交わります。センサから車両の進行方向の20m程度先に回転灯を設置し、車が迫っていることを歩行者に知らせます。
事務所
スクールゾーンに面する出入口に設置した事例です。
駐車場出入口がスクールゾーンで大通りに面している為、音と光で危険を知らせる必要がある場所です。回転灯を小学生の目線の高さに設置することにより、より子供の注意を引くように工夫して設置しています。

設置工事のご相談は、お気軽にお電話ください。お問合せフォームまたはメールでのお問い合わせの場合、設置場所ご住所をご連絡いただけると、お見積りまでスムーズに対応可能です。

TEL: 045-833-8270

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7. 費用を抑えて自社で設置する場合
予算の都合で、どうしても費用を抑えて自社で工事を行う場合は、パトライト社の駐車場センサシステムのセットをご利用いただくことも可能です。
・光電センサーセット
車両検知距離が20mと長く、多くの現場で対応可能です。光電センサーを用い、機器費用はもっとも安価になります。
但し、センサーは投光器側にも受光器側にも配線が必要となり、光軸調整も必要なため、工事の手間や難易度は高めになります。

光電センサーセットを見る
・マイクロウェーブセンサーセット 車両検知距離9m
車両検知距離が9mとなります。センサーが高額になるため、費用は高めになりますが、センサーは片側配線となり、調整も光電センサーと比較すると容易です。

マイクロウェーブセンサーセット 9mを見る
・マイクロウェーブセンサーセット 車両検知距離3m
車両検知距離が3mと短めですが、センサー1台で、入出庫検知ではなく出庫のみの検知設定が可能です。
センサーが高額になるため、費用は高めになりますが、センサーは片側配線となり、調整も光電センサーと比較すると容易です。

マイクロウェーブセンサーセット 3mを見る
これらのセット製品を使用することで、シンプルな構成で車両検知システムを構築することが可能です。
8. よくある質問(FAQ)
Q. 人感センサーでも車に反応することがありますが使えますか?
A. 条件によって反応することはありますが、安定した車両検知用途には向きません。
Q. 車両検知にはどのセンサーが良いですか?
A. 光電センサーまたはマイクロウェーブセンサーが一般的です。
Q. 専門業者以外でも設置できますか?
A. 簡易構成であれば可能ですが、誤検知や未検知を防ぐためには設置設計が重要になります。
まとめ
人感センサーは人を検知する用途では非常に便利なセンサーですが、車両検知用途には適していません。

駐車場出入口などで車両通過を検知する場合は
・光電センサー
・マイクロウェーブセンサー
など車両検知に適したセンサーを使用することが重要です。

設置環境に応じて適切なセンサーを選び、安全な設備構成を検討しましょう。
駐車場出入口の事故防止について詳しく知りたい方へ
駐車場出入口では、死角や道路状況、歩行者・自転車の通行状況によって事故リスクが高まることがあります。
ミラーや看板だけでは防ぎきれないケースや、出庫注意灯による注意喚起の考え方について、専門店の視点からわかりやすく解説しています。
出入口の安全対策をご検討の際に、合わせてご覧ください。

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