ソーラー式回転灯特集・失敗しない選び方
回転灯は、防犯、注意喚起、警告通知において大変有効です。
- 【防犯】
- 盗難対策が施されていることを知らせる。
- 【注意喚起】
- 道路工事や建設工事現場等で危険があることを知らせる。
- 【警告通知】
- 立入禁止や進入注意場所等で部外者が進入できないことを知らせる。
但し、電源をとることができない、電気工事を行うコストも捻出できない、このような理由で回転灯の設置が難しいと聞くことが頻繁にあります。
そういった場合に、ぜひ検討いただきたいのが、ソーラー式回転灯です。
ソーラー式回転灯は、道路工事や建設工事現場、資材置き場、倉庫、マリーナ、畑・田んぼ、太陽光パネルの設置場所、一般家庭などで利用されるケースが多いです。
資材置き場
倉庫
マリーナ
畑・田んぼ
太陽光パネルの設置場所
一般家庭
ソーラー式回転灯も様々な種類がありますが、選定は、この道20年の専門家
店長 春島にお任せください。
製品特性ごとに、迷うことなく選んでいただけるよう、詳しくご紹介します。
ソーラー式回転灯の主な選定基準として
下記3点が挙げられます。
1.連続動作型/人感センサ検知時動作型
連続動作型は、スイッチをONにすると回転灯が点灯し、OFFにすると消灯するシンプルな仕組みになっています。
人感センサ検知時動作型は、スイッチをONにし、センサが感知した際に回転灯が点灯する仕組みになっています。
人感センサは赤外線センサを採用しており、熱の変化を感知します。
常に周囲に防犯、注意喚起、警告通知行いたい場合は、連続動作型を選択してください。
離れた場所からでも周知することが出来ます。
但し、常時点灯にしてしまうことで、近隣に迷惑になってしまう場合や、周囲の方々が点灯に慣れてしまう場合があります。
そのような時は、人感センサ検知時動作型を選定してください。
人が近づいた時に動作する仕組みになっているので、回転灯が点灯した際は、周囲に異常を周知し、進入者は長時間その場にいることが出来なくなります。
また、消費電力を抑えることも出来ます。
2.回転灯点灯のみ/回転灯点灯+中音量/回転灯点灯+大音量
防犯、注意喚起、警告通知に関して、光のみで十分な場合、「回転灯点灯のみ」を選択してください。
光だけでは不十分な場合、音付きを選択してください。
常に静かな場所に設置する場合、警告音が近隣の迷惑になってしまうケースがありますので、その際には
「回転灯点灯のみ」の機種を選択してください。
周囲が騒がしい場合は「回転灯点灯+中音量」を選択し、光よりも大音量による警戒を行いたい場合は、
「回転灯点灯+大音量」を選択してください。
3.回転灯(センサ)、ソーラー電源一体型/センサ付き回転灯、ソーラー電源分離型/センサ、回転灯、ソーラー電源分離型
標準タイプは「回転灯(センサ)、電源一体型」になります。
但し、設置したい場所において太陽光があたらず、充電が難しい場合は「センサ付き回転灯、電源分離型」を選択してください。
センサの検知範囲から回転灯を設置したい場所が離れている場合は、「センサ、回転灯、電源分離型」を選択してください。
進入者への警告ではなく、進入者があったことを、別の人に知らせたい場合など、こちらの分離型をお勧めします。
設置予定場所に合わせて、上記項目のどの特性が必要か事前に検討すると、間違いのない製品の選択が可能です。
それぞれの特性を記した目次をご用意しておりますので、ご活用ください。
目次
- Ⅰ.連続動作型(センサ機能なし)
- 1.「回転灯点灯のみ」「回転灯、ソーラー電源一体型」※夜間のみ点灯型
- 2.「回転灯点灯のみ」「回転灯、ソーラー電源一体型」
- 3.「回転灯点灯+大音量」 「回転灯、ソーラー電源一体型」
- Ⅱ. 人感センサ検知時動作型
- 1.「点灯のみ」 「センサ、回転灯、ソーラー電源一体型」
- 2.「点灯+大音量」「センサ、回転灯、ソーラー電源一体型」
- 3.「点灯+中音量」「センサ付き回転灯、ソーラー電源分離可能型」
- 4.「点灯+中音量」「センサ、回転灯、ソーラー電源分離可能型」
- 5.「点灯+大音量」「センサ、回転灯、ソーラー電源分離可能型」
- Ⅲ.設置場所に関する留意点
- 1.ソーラーパネルの設置場所について
- 2.人感センサの留意点、設置場所について
Ⅰ.「連続動作型」(センサ機能なし)
連続して回転灯を点灯させます。
- 防犯効果
- 防犯装置があることを連想させます。
- 注意喚起
- 危険地域に進入していることを知らせます。
- 警告通知
- 関係者以外立ち入り禁止区域に進入していることを知らせます。
1.「連続動作型」
「回転灯点灯のみ」
「回転灯、ソーラー電源一体型」
※夜間のみ点灯型
ニコソーラー
日中は蓄電し、夜間のみ点灯するタイプのソーラー式回転灯です。
夜間ひと気がなくなる場所の立ち入り禁止区域の注意喚起、防犯対策等に利用されています。
暗くなってから自動点灯するため、一般家庭や車に設置した場合、セキュリティーシステムの稼働を連想させます。
特徴
- 1.軽量、手の平サイズ
- 2.夜、暗くなったら自動点灯
- 3.簡単設置(マグネット脱着タイプの場合)
デメリット
- ・明るい場所では点灯しない
(夜間のみ点灯型)
ニコソーラーを動画で紹介
2.「連続動作型」
「回転灯点灯のみ」
「回転灯、ソーラー電源一体型」
ニコソーラータフ
夜間だけではなく、昼夜24時間点灯が可能なソーラー式回転灯です。昼夜問わず、常に防犯、注意喚起、警告通知が必要な場所に有効です。
特徴
- 1.小型回転灯のため、充電切れの心配なし。フル充電で30時間動作
- 2.回転灯は「昼夜問わず点灯」「夜間のみ点灯」に切り替え可能
- 3.ポール等、多様な場所に取付けが可能
デメリット
- ・小型のため、日中は視認性があまり高くない。
ニコソーラータフを動画で紹介
3.「連続動作型」
「回転灯点灯のみ+大音量」
「回転灯、ソーラー電源一体型」
ニコソーラーボイス
日中でも視認性の高いLED回転灯と、最大105dBの大音量音声報知器内蔵で、最高クラスの防犯、注意喚起、警告通知が可能です。
特徴
- 1.105dBの大音量(音声報知器付き回転灯最高クラス。)
- 2.ソーラー式回転灯最高クラスの明るさで昼夜問わず高い視認性を確保
- 3.使用環境に合わせた、多様な音声メッセージを用意
デメリット
- ・電池消費が多く、連続動作時間は4時間。
ニコソーラーボイスを動画で紹介
Ⅱ. 人感センサ検知時動作型
センサ検知区域に人等が入った際に、
センサが感知し、回転灯を点灯させる
- 防犯効果
- 防犯装置の作動を連想させます。
- 注意喚起
- 危険地域に進入していることを知らせます。
- 警告通知
- 関係者以外立ち入り禁止区域に進入していることを知らせます。
1.「人感センサ検知時動作型」
「回転灯点灯のみ」
「センサ、回転灯、ソーラー電源一体型」
ニコソーラータフセンサ
夜間だけではなく、24時間センサ検知・回転灯点灯が可能なソーラー式回転灯です。防犯、注意喚起、警告通知において、明確に進入禁止区域を知らせます。
特徴
- 1.小型回転灯のため、充電切れの心配なし。フル充電で30時間動作
- 2.回転灯は「昼夜問わず点灯」「夜間のみ点灯」の切り替え可能
- 3.ポール等、多様な場所に取付けが可能
デメリット
- ・小型のため、日中は視認性があまり高くない。
ニコソーラータフセンサを動画で紹介
※センサ付きの機種ではありませんが、点灯イメージをご確認いただけます。
2.「人感センサ検知時動作型」
「回転灯点灯のみ+大音量」
「センサ、回転灯、ソーラー電源一体型」
ニコソーラーボイスセンサ
日中でも視認性の高いLED回転灯と、最大105dBの大音量音声報知器内蔵で、センサが検知した際に、強烈かつ明確に進入禁止区域を知らせます。回転灯において、最高クラスの防犯、注意喚起、警告通知が可能です。
特徴
- 1.105dBの大音量(音声報知器付き回転灯最高クラス。)
- 2.ソーラー式回転灯最高クラスの明るさで昼夜問わず高い視認性を確保
- 3.使用環境に合わせた、多様な音声メッセージを用意。
デメリット
- ・電池消費が多く、連続動作時間は4時間。
ニコソーラーボイスセンサを動画で紹介
※センサ付きの機種ではありませんが、点灯・警告音イメージをご確認いただけます。
3.「人感センサ検知時動作型」
「回転灯点灯+中音量」
「センサ付き回転灯、ソーラー電源分離可能型」
ニコソーラーmyubo
回転灯と比較的音量が大きい最大92dBの音声報知器内蔵で、防犯、注意喚起、警告通知が必要な区域において、明確に進入禁止区域を知らせます。
ソーラー電源部分とセンサ付き回転灯をつないでいるケーブルを延長することで、離して設置できる特徴があります。
特徴
- 1.センサ付き回転灯と、ソーラー電源を分離設置できる。
- 2.防犯ブザー並みの最大音量92dB
- 3.「昼夜問わず」「夜間のみ」の動作切り替え可能
デメリット
- ・日中において回転灯の視認性はそれ程高くない。
ニコソーラーmyuboを動画で紹介
4.「人感センサ検知時動作型」
「回転灯点灯+中音量」
「センサ、回転灯、ソーラー電源分離可能型」
ニコトーチ センサ分離式
センサ、回転灯、ソーラー電源をそれぞれ離して設置が行えるタイプです。太陽光が十分とれる場所にソーラーパネルを設置し、進入者を検知したい場所にセンサを取付け、進入者の検知を知らせたい場所に回転灯を取り付ける等、現場の状況に沿って取付けが行えます。
特徴
- 1.センサ、回転灯と、ソーラー電源をそれぞれ離して設置可能。
- 2.「昼夜問わず点灯」「夜間のみ点灯」に切り替え可能
- 3.ブザー付き機種は、防犯ブザー並みの最大音量90dB
デメリット
- ・センサ、回転灯、電源一体型比べて取付けに手間が生じる。
●センサの検知範囲はこちらよりご確認ください。
ニコトーチ センサ分離式を動画で紹介
5.「人感センサ検知時動作型」
「回転灯点灯+大音量」
「センサ、回転灯、ソーラー電源分離可能型」
ニコボイス センサ分離式
センサ、回転灯、ソーラー電源をそれぞれ離して設置が行えるタイプです。太陽光が十分とれる場所にソーラーパネルを設置し、進入者を検知したい場所にセンサを取付け、進入者検知を知らせたい場所に回転灯を取り付ける等、現場の状況に沿って取付けが行えます。
日中でも視認性の高いLED回転灯と、最大105dBの大音量音声報知器内蔵で、回転灯において、最高クラスの防犯、注意喚起、警告通知が可能です。
特徴
- 1.センサ、回転灯と、ソーラー電源をそれぞれ話して設置可能。
- 2.「昼夜問わず点灯」「夜間のみ点灯」に切り替え可能
- 3.ソーラー式回転灯最高クラスの明るさと105dBの大音量
デメリット
- ・センサ、回転灯、電源一体型比べて取付けに手間が生じる。
●センサの検知範囲はこちらよりご確認ください。
ニコボイス センサ分離式を動画で紹介
Ⅲ.設置場所に関する留意点
1.ソーラーパネルの設置場所について
室内照明や日陰の場所にソーラーパネルを設置しても充電ができません。また、明るい屋外でも、建造物での反射による明るさの場合があり、その場合は充電が行えません。一年を通して、十分に直射日光が得られる場所であることを確認して設置いただく必要があります。
2.人感センサの留意点、設置場所について
人感センサは、赤外線センサを利用しており、検知エリアの温度の変化を感知します。この為、人以外でも、小動物、水蒸気、風、雨、雲間からの太陽光の変化で検知する場合もあります。
検知エリア正面から太陽光やその反射光、車のヘッドライド、外部照明などが直接あたる場所には取付けが出来ません。
また、検知エリア内に動く物(カーテン、植物など)がある場所には取付けないでください。誤作動の原因となります。
取付けに向かない場所(一般家庭例)
- 交通量の多い道路
- エアコンの吹出し口付近
- 床面が反射の強い素材
(大理石やラスタータイルなど) - 風などでよくゆれる物がある付近(カーテン、暖簾)など
- 全面に壁(透明ガラスを含む)
などの障害物がある場所 - 昼間でも暗い場所や、
夜間に明るい場所 - 感知エリア内に車、小動物が入った場合にも反応し、
作動することがあります。
ご不明な点やご相談はお気軽にどうぞ。